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参った!私も欲しい、この狂気

唯川さんの小説に面白さは

 

何とも言えないゾクッとしたところにあると思う。

 

「この主人公は絶対こういうことをしている」と設定は読める。

 

読めるだけにゾクゾクするところがある。

 

 

 

天に堕ちる

 

 

 

この本の帯に書いてるあるように、幸せも愛も人の数だけある。

 

端から見ておかしく見えても本人が幸せでいるならそれでいい。

 

そう思う。

 

本人が幸せなら。

 

 

 

世間一般から見てわかりやすい幸せや愛の形というのは

 

誰が見てもわかりやすいし模範的なものかもしれない。

 

 

 

では世間一般から見て異常に映るが、本人たちが幸せな形は?

 

そう考えさせられる小説があった。

 

そして、私はこの生活に少なからず興味がある。

 

この小説だけはいつものようにスイスイ読めなかった。

 


  

その主人公は独身女性。

 

ある中年男性と出会い、一緒に暮らすことになる。

 

それも8人の女性と共に。

 

その中では諍いも嫉妬もない。

 

その男性と共に暮らす人間の集合体。

 

 

昔、これと似たようなニュースがあったような気がする。

 

その時は「嫉妬に苦しみそうで、そんな生活は絶対いや」と思っていた。

 

大好きな彼は独り占めしたい独占欲が強かった。

 

彼が他の女性と話しているのを見るのがとても嫌だった。

 

 

今はそんな感情が無い。

 

一人の男性を色んな人が好き合って、一緒に暮らしているなんて楽で羨ましい。

 

「楽でいい」と思うのだ。

 

 

実際、大人数と暮らすのが面倒な私としては

 

そんな暮らしが耐えられるかと言われたら疑問ではあるが、

 

それでもこの楽そうな生活には心惹かれる。

 

 

そう、楽そうな生活に見えるのだ。

 

一人の亭主に一人であれこれ気を使うより、

 

一人の人に色んな人があれこれ気を使っている。

 

自分の役割が何分の1で済むという現実。

 

そこに憧れる。

 

 

昔は自分の役割が欲しくて欲しくて「もっともっと!」と、あがいていた。

 

今はその役割を減らしたい。

 

 

役割分担が少ないことに憧れる。

 

 

だからなのか、この8人の女性と共同生活を送る小説が気になって仕方ない。

 

なかなか読み進めることができなかった。

 

 

 

 

 

唯川さんの小説は、ほんのちょっとしたきっかけで

 

自分もこうなってしまったかもしれないと思わせるところが

 

読者を惹き付けるのかもかもしれない。

 

 

 

しかし、今回ばかりは「こうなってしまったかもしれない」と思えない。

 

それどころか、この生活をしたいと思う自分がいる。

 

 

 

不倫をしたいと思う女性のほうが世間的にはわかりやすい欲望なんだろう。

 

私は不倫よりも、この共同生活がしたい。

 

 

 

不倫の小説ならいくらでもスイスイ読み進められるのだが...

 

今回ばかりは参った!