スッキリ

スッキリした生活を目指すブログです

介護認定のための調査員にきてもらった日

今日は午前中に、母の介護認定のための調査員さんにきてもらう予定。

母はあれこれ文句言うことはないからなんとかなるだろう。



きてもらうのは9時半。

昨夜は妹夫婦の家に泊めさせてもらった。

夜中の散歩と言う名の徘徊に出かけた母は私を見ても「あれーいるの?」と言う感じ。

まだ私の顔はわかるようだ。


7時前に「起きなさい」と母の声。

うーん、そこはしっかりしているようだ。


妹家族は出勤・通勤で大忙し。

それはわかっているから、部屋から出ないでじっとしていた。

次々と家から出て行ってから、私は朝ごはんを食べる。

前日の夜にパンを買ってきておいたからそれを食べるだけ。


それなのに母が朝ごはんを食べろとうるさい。

みんなが出て行ってから食べると言ってもなかなかわかってもらえない。



それでも妹家族が最後の一人になった時に朝ごはんを食べた。



そしたら母はもう出かける気満々。


病院の面会は午後だよ、

だからゆっくり行くよと言ってもわかってもらえない。

その前に9時半に来客があるよと伝える。


9時半になってないのに「まだこない」

「今日はもう来ないから病院に行こう」と言い出す。


まだ9時半じゃないよと言っても。


壁の時計が見づらいから時間がわからないかな?と思ってTVをつける。

しかし、TVの時計の表示を見てもわかってもらえない。



そしてやっと9時半!

調査員さんが来てくれた。

ニコニコと愛想のいい方だった。

まず私にどんな様子なのかを調査。

去年の春からおかしいこと。

どのようにおかしいかの言動を私がわかる限りで話す。


「急激に来ましたね」と言われた。

そうか、急激なんだ。


その時の母は病院に行くため身支度をしていた。

季節感はおかしいけど、ちゃんと服のボタンを止めているのは調査員さんがびっくり。

何より先日いなくなって4キロ先まで歩いて行ったと言う話はさらにびっくり。

「足腰つよいですね」だって。

ですよねー

だから困るんだけど


そこで調査員さんが母に色々質問。

「名前、生年月日、住所」それはきちんと言える。

「朝ごはんは何を食べたか?」味噌汁と、、うーん、

「味噌汁の具は何だった?」答えられない。

他にも「今の季節は?」秋と答える。

昨日の深夜の散歩の件を伝えると

時間の感覚が狂ってるねと言う。



病院はどこかにかかってる?

それが…母は丈夫で病気らしい病気をしたことがなくてかかりつけの病院がないくらい。

だけど、去年の秋に認知症の検査で行ったU病院の名前だけは伝えた。

そしたら母もその病院に行ったことは覚えているようだ。

ただ何のために行ったのかはわからないけど。



「もう一度病院に行った方がいいよ。

薬を出してもらった方がいい。

だけどちゃんと飲むかな。

飲まなさそうだよね」

よくわかってますね。

だから青汁が山のように残っているんだってば。


動作はほとんど問題なし。

日常の生活は全然平気で過ごせる。



お金はどうしてるの?お父さんが管理しているの?

つい最近見たことを話すと

「それは危ない」と絶句。

ですよねー

だから今回の入院はいいきっかけなんです。

これで入院したら足腰が弱くなるから父親の方こそ介護認定がいると言われる始末。

どっちも必要なんだってば!

だけどあの頑固親父は調査員に怒鳴り散らして追い返すのがわかっているからできなかったんだって。

それを伝えると、やっぱり入院すると足腰が弱くなるからそこに漬け込むと言うのはおかしいけど、それをきっかけに何かした方がいいと言う。

足腰弱くなるよー

はい、弱くなってほしいです。

困りますんで。




結局1時間弱の面談でした。