片付けられない人と収納の相性は最悪です
片付けられない人は収納を考えてはいけない
ゴミを出したら収納は考えるな
ゴミを出すと空間ができます。
ああ、この空間がいいんですよ。
今まであんなにゴミで埋もれていたのに、
「モノが無くなった」という事実がとても嬉しく感じます。
一人で感動していたらB部長が言いました。
まさか収納のこと考えてないよね?
全く考えてません!
そうか、それならよかった。
片付けられない人ってすぐ収納したがるんだよ。
それって、
永遠に片付けられないパターンなんだ
美しい収納は憧れます。
見ているとため息出ます。
だからこそ
片付けられない人は収納が必要なんじゃない?
片付けられない人にとって収納は敵と心得よ
部長:
「あのさ、こうやって収納するとこんなに入る!
綺麗な収納術
なんて本や雑誌等で特集してるでしょ
惑わされてたらダメだよ。
どれだけ収納の本を読んだ?
どれだけカリスマ片付け師の収納を見た?
読んでもいいよ。
だけど、家にはモノがいっぱいあるわけ。
それ、全部収納するの?
できるの?そんなこと。
たとえ綺麗に並べたって、すぐにぐちゃぐちゃになるよ。
今までだってそうだったでしょ。」
そうです。
だから私は収納を諦めました。
収納する前に、捨てることに専念してます。
だって綺麗に並べるなんて私にはできませんから。
モノが少なければ、多少乱雑に置いてもすぐ探せるでしょ
という自堕落な考えのもと
日々、モノを捨てています。
モノが少なければ収納なんていらない
部長:
「そうなんだよ。
モノが多いとそれだけでぐちゃぐちゃなんだ。
だけどモノが少なければ
どこかに置いたってすぐ見つかるよね。
俺、不精だからあちこちにモノを置きっぱなしにするんだよ。
だから忘れ物が多くて、若い頃はよく困っていた。」
ええ、それよーくわかります。
部長
「だけど、出張でホテルに泊まった時
時計を外して部屋のどこかに置きっぱなしにして寝たんだ。
そして次の朝、部屋の中ですぐ見つかったんだよ。
あれは感動だったなあ。
俺、いつも時計探していたから。
あの時に、部屋に何もなければ
適当に置いた時計もすぐ探せるって気がついたわけ。
それからだよ、俺がモノを捨てるようになったのは。
出張から帰ってからすぐにスーパーでゴミ袋買ってきて
どんどん詰めていったよ。
ああ、俺これでもう時計を探さなくてもいいんだーって
思ったら嬉しくてどんどんゴミに出したよ」
なお:
「B部長にそんな過去があったとは。
でも部長は、収納しようとは思わなかったのですか?」
部長
「収納なんて考えもしなかったよ。
俺、そういう番組見ないし。
なんとか先生って言われても誰だよそれ?って。
やっとこんまりさんがわかるようになったよ。
収納なんて言われても、
細かいこと苦手だからドカッとモノを入れたいわけ。
だって面倒だし。
俺は出勤前に時計を探しやすくするためにどんどん捨てていったよ。
だから収納って言ってる人の気持ちがわからない。
使うかどうかもわからないモノをなんでしまっておくの?
しまうことを考えるより、捨てることを考えたらいいのに。
どうやって収納しよう?なんて考えて
時間とお金と手間と体力つかって
それでいいの?
捨ててモノがなくなれば収納なんて考えなくてもいいんじゃない?
適当にしまってもすぐ見つかるから。
どこにしまったかな?なんて探すこともなくなるよ」
なお:
「そうそう
収納しなくていいっていうのは魅力です。」
私には収納の技術はありません…
私も「美しい収納」に憧れてカラーボックスを買いました。
昔はすき間収納なんてことも考えていました。
でも、今はすき間収納なんて考えるだけで恐ろしいことです。
絶対、しまったことを忘れてしまうから!
第一、探すのって面倒なんです。
探し物をする時間こそもったいない!
そう言いながら未だに探し物をしてしまいます。
まだまだです。
探さなくてもいい生活!
そこを目指します。