スッキリ

スッキリした生活を目指すブログです

どんなにすばらしい心理学でも、心の闇を解決しなければただの学問でしかない

この数ヶ月、ずっとモヤモヤしていた。

どれだけ心理学の本を読んでも

どれだけセミナーを聞いても

何一つピンとこない。


いや、ピンとこないのではない。

どうしても綺麗事にしか聞こえなくて飽きてしまうのだ。

どの本も同じこと言ってる。

どの人も同じこと話してる。

だから聞く耳を持てなくなってしまった。




「ワクワクする」とか「笑顔でいる」とか

「自分が変われば相手が変わる」とか



もう、飽き飽きしてしまった。


どの本もそう言ってるってことは

鉄板の法則なの。


そう、そうなんだけど。


どうしても綺麗事にしか見えなくて

どうしても読めない。心に響かない。



自分のやる気の問題か?

そうとも考えた。

どこかに何か答えがないか

ずっと探していた。


ただ気になることはずっとあった。


本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」を読んで、

私もこういう経験をしたいと思っている。

この本の中で主人公は島に置き去りにされてものすごい怒りを覚える。

大富豪は「怒りの感情が出たことはとてもいいことだ」と言う。

人間は感情の生き物。

その感情をコントロールすることが必要。


だから私も怒りの感情を出してしまいたい。

自分にはどんな怒りが隠されているのだろう?

いや、どれだけ怒りをため込んでいるのだろう?

それをとても知りたい。


「なりたい自分になる」という前に

私がずっと抑えてきた怒りは何だろう?

私が悲しかったことはなんだろう?

私は私を知りたい。

私の感情を知りたい。

そう思っている。

今だってずっと思っている。



そこに借りてきた1冊の本。

ここに答えが書かれていた。


都築まきこさん「あなたのままで奇跡を起こす」




全部で7章から成る本だけど

私が読みたいところはたった1章だけ。

他は何もいらない。

読んだって何も響かないから。

とにかくその1章を読む。

ひたすら読む。

それだけだ。

その中の1節が私の目を引いた。

「自分の中の完了していない思いが願いを叶える邪魔をしていた」

気になる。

気になる。

だからそこから読み始めた。



ここには都築さんがかつて抑えていた感情のことで

彼女自身が悩んでいたことが書かれていた。

そしてその時の気づきが書かれていた。


これはまさしく私だ。

そして今の私がすごく体験したいことだ。


自分の中のモンスターが暴れている。

気づいて欲しくて暴れている。

そのモンスターをほっといていたら私はどこにも進めない。

また同じことを繰り返すだけ。

もうそんな繰り返しはいらない。



それなら私は

どれだけの怒りを抑えてきたのか?

どれだけ悲しいと言いたかったのか?

どれだけ「私を見て」と言いたかったのか?

どれだけ泣きさけびたかったんだろう?

どれだけ甘えたかったんだろう?

どれだけの感情を未完了にしているんだろう?


それをもっと知りたい。

今の私には未完了の感情と向き合うのが

最高の心理学になる。

「ワクワク」じゃない。

泣き叫ぶことが大事。