スッキリ

スッキリした生活を目指すブログです

「自分さえよければそれで良いのか?」と言われ続けた結果

小さい頃は親によく言われた。

「自分さえよければそれで良いってもんじゃないの」

高校生の時も友達に言われた。

「あなたは自分さえよければそれで良いのね」

社会人になって妹に言われた。

「自分さえよければそれで良いの?」





未だにわからない。

私はどうしたらよかったのか?

未だにわからない。

私はこれからどうやって生きていったら良いのか?


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「自分がよければそれで良い」という考え方は間違っている。

自分がよくなると周りの人に迷惑をかける。

迷惑をかけてはいけない。

それなら自分を犠牲にしたら良い。

私は苦しくても相手が喜んでいるならそれで良い。

私が我慢したら家の中はうまくいく。

私が我慢したら友達は楽しい。

私が我慢したら彼氏はご機嫌でいる。

そしたら付き合ってくれる。

私と付き合ってくれる。

こんな私とでも。

何も良いところなんてない私と。

何の取り柄のない私と。

この家にいさせてくれる。

友達でいてくれる。

遊びに連れてってくれる。



そうやって生きてきた。


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本当にそれで良い?

そのせいでどれだけ苦しんだことか。

あんな思いをするのは嫌だ。

そう思って人との付き合いは避けてきた。



自分が満たされていないと人を満たすことはできないという。

だけど自分が満たされる前に誰かを助けることが先なんじゃないの?

そんなことをふと考える。



「自分のことは後回し」

それで周りが幸せにはならないの?




何かトラブルが起きたら私のせい。

そうしておけば世の中うまくいくのに。



未だにわからない。

「自分さえよければそれで良いのか?」と言われた時

私は何をしたらよかったのだろう?



幸せになるのが怖いというが

私は幸せになってはいけない。

私が幸せになるのは誰かを不幸にしているということ。

誰かが犠牲になっているということ。

そんな風に誰かを犠牲にして自分はのうのうと暮らしていて良いのか?

本当はそうやって暮らしているのは、その誰かだったんじゃないのか?

そんな声が聞こえる。



私は人生をやり直したい。



あの頃から。

大学に行くのをやめて就職して

妹だけでなくいとこたちの大学に費用を負担すべきだった。

成人式に着物なんて買ってもらわずに

やはり妹やいとこたちの着物の費用を負担すべきだった。



彼女たちが結婚しても、私は独身でいて

彼女たちの子育ての手伝いをするべきだった。

あの子達が働きやすいように私が保育園へ送り迎えしてやるべきだった。


祖母の介護は私がやるべきだった。

友達と会うのをやめて

遊びに誘われても「介護があるから」と断って

同僚や先輩たちに飲みに誘われても「早く帰って介護をする」と断って

平日の夜はもちろん、土日も介護でつきっきり。

仕事で疲れている両親は休んでもらって

若くて体力のある私が代わりにあれこれやるのだ。

そのうち父や母の介護に明け暮れる。

そんな人生を送るべきだったのかもしれない。



そんな人生だったら

「自分さえよければそれで良いのか」なんて言われなくて済む。



そんな人生だったら…



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