私と母との関係、ここが解消したら世界はもっと変わるかもしれない
「ダメなあいつをなんとかしたい」
ええーーー!
そんな奴は放っておけ!
世話をするからつけあがる。
その上、ますます何もしなくなるというループをたどる。
こういう場ではいくらでも何とでも言える。
しかし、無意識のうちにダメなあいつを作り出している。
だから配偶者が子どもが甘える。
実はそれは私!
私自身だったのだ!
「頼りたい配偶者」でいほしいのに、実際は「頼りない配偶者」
そんな配偶者を作り出しているのは
誰であろう私。
配偶者はもともと頼れない人ではない。
私が頼りない配偶者にしてしまっている。
そこを読み解くのは、こども時代の母親との関係。
母親って...
親子以外になんの関係があるの?
配偶者は異性だよ?
なんで?
そんな思いがグルグルまわる。
この本は恋愛小説っぽく始まる。
ライトノベルの感覚だ。
しかし読み進んで行くうちに
自分と周りの関係とに当てはめて読んでしまう。
人間関係に悩んでいたら
人付き合いが難しく感じるようなら
母親との関係を今一度考えてみよう。
そんなきっかけをくれる本。